羊と鋼の森を見て。

とても映像が美しいのが、印象に残りました。
ピアノの音色に合わせて、森や風、光、スターダストなどが映し出され、きらきらした透明感が感じられて、見ているこちらまで、森の中に佇んでいるような感覚を受けました。

北海道の旭川が舞台になっているそうですが、行った事のない私も街の雰囲気のとりこになり、是非尋ねてみたいと思わされました。

調律師を目指す青年が、ピアノを弾く姉妹との出会いによって、悩みながら、傷つきながら成長していく姿に感銘を受けました。
一時は調律師の夢をあきらめかけた青年が、再び夢に向かっていく決心をした時の上司の優しさが印象的です。

同僚で先輩の柳がまたいいんですよね。
指導しながら、励ましながら、外村の成長を見守る温かさを持つ役どころを、鈴木亮平さんがとても的確に演じていて、彼の演技力を感じます。

それぞれがみんな悩みながら、自分の進む道を見つけていく過程が丁寧に描かれていて、『あ~青春だ~』と羨ましい思いに駆られました。
調律師という仕事の奥深さ、難しさ、ピアノを弾く人の求める音源に整えるなどの、知識の無かった事も知ることが出来、一流のピアニストには、陰で支える素晴らしい調律師がいることが分かりました。

盲目のピアニストの辻井信行さんが演奏されているエンディングテーマが、映画によく合っていて、余韻を楽しむことが出来ました。

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